「・・・、殺す・・・」

最近は随分丸くなったと思うが今また野生の荒ぶる血が目覚めそうである。こんなにも怒りに震えた観光地は他府県も含めて初めてだ。あー、誰でもいいからぶん殴りてぇ。なんだよ、ここわ。

風車の弥七の墓があると聞いてわざわざこんな山奥まで来て、300円も払って上ったはいいがあまりのしょーもなさに震えが止まらない。

ここに来るまで、風車の弥七は架空の人物だと思ってといたのだがモデルになった人物がいたんだ、知らなかった。だから結構楽しみにしてきた。弥七のモデルになった松之草村小八兵衛という人物は徳川光圀に仕えていた忍者らしいのだが、ウィキペディアを見ると結構ひどいことが書いてある。

小八兵衛は、もともと盗賊の頭領として捕らえられた身であったが、放免後に徳川光圀の隠密として活躍したと伝えられている者であった。このように小八兵衛の出自が弥七に酷似していたことから、墓が所在する集落の住民が、テレビドラマを見て小八兵衛が弥七のモデルに違いないと思い観光スポットとして整備したものに過ぎず、番組製作者側で明確なモデルの存在を言及しているわけではない。要するに、常陸大宮市の観光協会を含めた地域おこしの一つとして利用されているこじつけである。（ウィキペディア）

おいおい、こじつけ呼ばわりされとるぞ・・・。

いやね、俺は松之草村小八兵衛という人に文句があるわけじゃねぇーの。勝手に弥七のモデル扱いされた上、こじつけ呼ばわりされてむしろいい迷惑だと思うのね。そうじゃなく、この商魂たくましい地元の観光協会に腹が立つ。恐らくこの墓を見た人の99%以上が落胆すると思うぞ。これがタダ、或いは好意による寄付なら文句はない。であれば気持ちとして50円ぐらい払っていもいいが（50円なんだ）、300円はあんまりだわ。親父狩りにあったより悔しい。

ハッキリ言う、行く必要なんかねぇー。

こんなんだったらどこにあるか知らんが初代弥七を演じた故中谷一郎さんのお墓の方がよっぽど弥七の墓だっつーんだよ、バカたれ。ついでに言うとかげろうのお銀の墓は由美かおるの墓です、はい（←まだ、死んでねぇ!!）。

300円を律儀に払ってしまった15分前の俺を金属バットで殴ってやりたい

 

 

所在地	茨城県常陸大宮市松之草１６－２
問い合わせ先	-
利用可能時間	日の出～日没まで
料金	一人300円（ぼったくり料金）
休日	通年
駐車場	無料駐車場あり
ホームページ	http://www.city.hitachiomiya.ibaraki.jp/